BEFORE
導入前
水槽を設置する前のカウンター
活魚水槽を設置したい場所を測定して頂き、設置が可能な水槽のサイズや配管の経路、電源の確保などを確認させて頂きます。
お問い合わせの段階でお写真や寸法を頂けますと御見積や具体的なご提案がとてもスムーズにできます。
Under Construction
施工中
水槽を置いてクーラーと繋込み
水槽のセッティングが終わり、海水を張ってほとんどの作業が終了した様子です。
ズワイガニ等の冷水の活魚水槽になると特に結露の対策が必要ですので、結露用の受け皿や塩ビ配管の断熱保護を行って完了します。
AFTER
導入後
従来の活魚水槽(ろ過材やろ過装置)で日本海固有水に生息する松葉ガニを飼育するとなると、頻繁な水換えが必要になります。
1~4℃という低温の海水の場合、従来のろ過材やろ過システムのバクテリアで生息出来る種類は0%に近く、生体から排泄されるアンモニアを亜硝酸に変換する好気性バクテリア+通性嫌気性バクテリアが従来ろ過では生息できません。
カニや甲殻類に最適な生け簀
スーパーナチュラルシステムは海底土壌環境を模しており、ズワイガニの生息域にそっくりな好条件な環境を作る事が出来ます。冷水から熱帯、海水、汽水、淡水などあらゆる水環境に適応でき、その環境に応じて必要なバクテリアが勢力を伸ばせられる構造がこの特許技術の強みなのです。活魚や貝類はもちろんですが、カニに対しても最も適した生け簀づくりをお約束します。
元気モリモリの松葉ガニの様子を送って頂きました。
およそ半年が経過したカニ水槽の様子
2019年のGW前のお伺いです。
半年が経過し、ズワイガニ漁もシーズンを終えました。
今シーズン松葉ガニ用の生け簀として飼育して頂いた内容としては、こちらのカウンター上に設置した90cm×30cm×36cmの水槽(90L程度)で、延々とズワイガニが活きたという結果となりました。
しっかりと生餌等で給餌を行ってズワイガニを畜養すれば、シーズン外に身の詰まった活けカニを提供する事も不可能ではありません。今回はカニ用水槽事案の中で最も水量が少ない事例となりました。
ズワイガニ用の生簀の設置事例
その他のズワイガニ水槽の参考事例を掲載しています。
カニのシーズン後は白エビ・モサエビの活魚水槽として使用
日本海の海の旬に合せてストックする生体をチェンジ!
次の旬は白エビ・モサエビを投入してストックします。
こちらのエビは超絶品なのですが、足が早いのでなかなか良い状態のものが出回っていません。特に山陰等の地元で消費される幻の食材なのです。
生簀でのストックはまず、生息環境を探る事が大切です。一般的なデータが無い場合は、その生態を知る事からはじまります。
旬の海鮮を飽きの来ない形で提供されていく一魚一恵さんに乞うご期待♪