HONUMIスーパーナチュラルシステムと一般的な水槽の
飲食店や旅館に生簀を作って「お客様に新鮮な魚をアピールしたい」「魚介をできるだけ長い期間ストックしたい」とお考えの方に、HONUMIスーパーナチュラルシステムを使用したスーパーナチュラルシステム生簀の作り方と一般的な生簀の作り方を比較してご説明いたします。
入れたい生体によって、水槽を分ける必要がありますので注意が必要です。
魚介は生息地域の違いにより、水温設定が変わってきます。例えば、北海道で10℃以下に生息するホタテと、本州で15℃以上で生息するアワビでは、水温が違うため同じ水槽に入れることができません。
さらに、食物連鎖も考えなくてはなりません。例えば、タコは伊勢海老を捕食しますので、タコと伊勢海老は同じ水槽に入れることができません。
まずは入れたい生体を決め、必要分の水槽を用意するようにしましょう。
生体の数、収容量(g)を考えて水槽のサイズを選びます。
車海老1匹:約25g
生体が重なり合ったり圧迫されるようなサイズや数量の場合は、収容率にかかわらずストック量の調整が必要です。
活魚水槽の善し悪しは、臓部である浄化部分の違いが全てと言っても過言ではありません。一般的な生簀の場合は『ろ過装置』、スーパーナチュラルシステム生簀の場合は『スーパーナチュラルシステム』が浄化設備となります。
それ以外の設備については、多少の違いはあれど、各社大きなちがいはありません。
以下の必要機材を用意して設置していきます。各設備の細かなつなげ方はメーカによって異なりますので、メーカーの指示通りに行ってください。
塩飛びや水の蒸発、魚介類の飛び出し事故、異物の混入を防ぎます。
水槽に水を入れた時の重量に耐えられる物を選定します。塩害による腐食に強い物を選びます。
90cmサイズのろ過槽です。中を仕切るなどしてろ過材や活性炭を入れて、水換えの頻度を少しでも減らす役割を担います。
塩飛び防止や水の蒸発、ろ過槽の中の汚れを見えないようにします。
ウールマット・活性炭・珊瑚砂(40kg 程度)
※珊瑚砂で無くても多孔質の物であれば何でも可。
※定期的に清掃し、丸ごと交換する必要があります。
ストックしたい生体の水温に応じて、目標水温と水量を考慮して選定します。
ろ過槽に落ちた水をメイン水槽に押し上げる役割を担います。
水槽内に酸素を供給する役割
ろ過槽やクーラーへ通水させる役割を持ちます。
海水の塩分の濃さを比重で測る事ができます。数値は1.023 が一般的です。
海水の塩分の濃さを比重で測る事ができます。数値は1.023 が一般的です。
活魚を取り出す場合に必要になります。
オーバーフロー管をカバーすることで、生体がフロー管のすきまに入り込むのを防ぎます。
寒冷地やストックする食材の適正水温よりも水温が下がりそうな場合は必要になります。
ポンプを停止したり、水の流量を調整する時に便利です。
イカやタコを飼育する場合ろ過槽内に設置して曝気し、墨や有機物を排出します。
※日々の排出+清掃が必要です。
同じ水槽に入れたら捕食関係になる場合、隔離して利用できます。
仕切り板同様に、アワビや貝類を分けて収容出来ます。
以下の必要機材を用意して設置していきます。
※当社にご依頼いただいた場合は、当社にて設置を行います。
※写真は60cmのスリムタイプです。
水槽の底に微生物の床を作ります。半永久的に交換する必要がありません。
塩飛びや水の蒸発、魚介類の飛び出し事故、異物の混入を防ぎます。
ストックしたい生体の水温に応じて、目標水温と水量を考慮して選定します。
水槽内に酸素を供給する役割
クーラーへ通水させる役割を持ちます。
海水の塩分の濃さを比重で測る事ができます。数値は1.023 が一般的です。
海水の塩分の濃さを比重で測る事ができます。数値は1.023 が一般的です。
活魚を取り出す場合に必要になります。
水槽に水を入れた時の重量に耐えられる物を選定します。塩害による腐食に強い物を選びます。
寒冷地やストックする食材の適正水温よりも水温が下がりそうな場合は必要になります。
ポンプを停止したり、水の流量を調整する時に便利です。
同じ水槽に入れたら捕食関係になる場合、隔離して利用できます。
仕切り板同様に、アワビや貝類を分けて収容出来ます。
当社の魚が生きる水槽はオーバーフロー水槽を作る必要がないため、置き場所を選びません!
設置時間は一般的な水槽よりも1/2に!
天然の海水を運んでくる(または業者より購入する)か、天然の海水が手に入れにくい場合は、市販の人工海水の素を使用して海水をつくります。
比重計で塩分を確認しましょう。数値は1.023 が一般的です。
クーラーの温度設定を入れたい生体の生息温度に合わせ、生簀の水温を調整します。
水温が生体の生息温度になれば、生体を生簀にいれます。
一般的な生簀の場合、バクテリアが増殖するまで1週間ほど試運転をしてから入れると言われますが、初日から入れても問題はないでしょう。
スーパーナチュラルシステム生簀の場合も初日から生体を投入できます。
生簀の大きさや生体の種類にもよりますが、120cm水槽の場合、1~2週間に1回は水換えを行ってください。
水換えの際は海水を用意し、水温の調整を行ってから生簀に海水を入れるようにしましょう。
また、半年に1回はろ過材を交換し、配管やホースの洗浄を行ってください。
水分が蒸発したら、蒸発した分の水道水を追加してください。
ゴミ取りマットがありますので、汚れていたら洗うようにしてください。
当社の水槽は面倒な水換えは必要ありません。海と同じ浄化システムで水替えなしでも魚を元気な状態に保ちます。
当社が取り扱う「スーパーナチュラルシステム生簀」は一般の生簀に比べて、濾過槽がない分、機材や設置スペースも少なくて済みます。
メンテナンスも初心者でも行えるほど簡単です。スーパーナチュラルシステム生簀を使ってみたい方はお気軽にお問い合わせください。
活魚水槽の設置・販売ならお気軽にお問い合わせください。
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